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読書と映画の備忘録

その1 ドゥルーズを読む今夜

宇野邦一訳『アンチ・オイディプス』(河出文庫)、それも文庫版がでたというので、欲しくたまらず、帰りにいそいそと渋谷のブックファーストへ。手にとってはみたけれど…、おうちにまだ半分読んだだけの『ドゥルーズ流動の哲学』(宇野邦一講談社選書メチエ)があるのを思い出して手をとめた。読みたくてたまらないけれど、ちゃんとその思考の軌跡をたどれるよう、『流動の哲学』を読了するまでおあずけ。

…『アンチ・オイディプス』が文庫になったおかげで、自分の手にできるのが嬉しくて気がせってしまったようです。
でも、楽しみなのは『シネマ』(タイトル、これでいいのかな)の翻訳だったり、そばにあった宇野邦一さんの対談が掲載されているドゥルーズ特集の哲学雑誌(?)を買おうか迷っていたりして、結局、閉店までうろうろ。
おうちに帰って、さっそく栞がはさまれたままになっていた『流動の哲学』を本棚からとりだして、かばんにいれました。

ドゥルーズ 流動の哲学 (講談社選書メチエ)

ドゥルーズ 流動の哲学 (講談社選書メチエ)

アンチ・オイディプス(上)資本主義と分裂症 (河出文庫)

アンチ・オイディプス(上)資本主義と分裂症 (河出文庫)