37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日

◆今朝、しばらく連絡のなかったひとからメールがきていた。◆昨日は雨だったけれど、今日は綺麗に晴れた。そこがどこかを知っているわたしは今年もひっそりと足をはこぶ。独りで。独りがいい。静かに。地上を離れて高みに近づく、そこ。そこから見える風景を…

狂気

常に狂気と同居すること。そうでありながら、冷静であること。怜悧であること、冷徹であること、なによりも自分自身に対して。

さっきまで見ていた悪夢

身体中に画鋲がつきささっているという夢をみました。あたまがまるくて金色の、学校でよく使っていたようなのが。とてもとても痛いのですが、目も口も画鋲で閉ざされているので、涙を流すことも、声をあげることもできなくて。全身の苦痛よりも、泣いたり叫…

いまは

いまはなによりも苦痛をもとめます。魂が眠り込んでしまわないように。

いままで

いままで一度も朝がこなかったことはないのに、いつも夜になると、この時間が永遠に続くような気がする。恐怖が消えないのは、朝が来ることを望んでいるわけではないから。

夜の永さ

どんなにお話をしてもらっても、ぐるぐると縛ってもらっても、首を絞めてもらっても、完全には消え去ることのない恐怖。精製された硝子に閉じ込められた気泡のように、永遠にそこに眠り続ける不安。だから、わたしの恋人、もっと、もっと、もっと、お願い。…

つらかったら

つらかったら、くるしかったら、ねむれなかったら、さびしかったら、かなしかったら、うれしかったら、たのしかったら、幸福だったら、こわかったら、ふあんだったら、どうしようもなかったら、 書きなさい、といわれるので、書きます。書くことにします。そ…

森開社新刊

◆森開社新刊、ローデンバック『樹』、森開社通販、マルドロール、田村書店などにて発売中です。 興味のある方々はどうぞよろしくお願いいたします。・森開社ホームページ http://shinkaisya.air-nifty.com/◆本日は月光集会でした。巴里に出奔した某氏をのぞ…

まだ夢の途中

悪夢を何度も何度も見て、また幾度も目覚めてはここが現実かと思い、思っては裏切られ、とてもながい悪夢だと思いながら、まだ、ここにいる。いつまでもさめない悪夢の中にいる。懐中時計を手にした兎は走ってこない。ユニコーンにはまだ会えない。檻が緩み…