37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

なにかをひどく愛していると気づくたびに、心に湧きあがってくるちょっとした途惑い。嫌いなことには理由が在るのに、なぜ愛しているもの、「魅せられて」しまったものに対しては理由がみつけられないのだろう。理由がないから畏れているのではない。ときどき、その不条理さが怖い。唯怖い。わたしはなんでそう思うようにできてしまったの?
お願いです、それに気付かせないで、気付かせないで、気付かせないで。