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読書と映画の備忘録

平井呈一

明治35年(1902)年6月16日、神奈川県平塚市にて双子の弟として生まれる。本名、程一。近代海外怪奇小説を本邦に本格的に紹介した。『小泉八雲作品集』全12巻完成にあたっては、日本翻訳文化賞受賞。

アーサー・マッケンの『白魔』で初めてお名前を知って以来、偏愛しているひと。数少ない創作作品である『真夜中の檻』は、このひとにしか書けない、妖しくて美しくて切ない世界を描いた素敵な小説。

※ところで、双子のお兄さんは、上野で成功した和菓子屋「うさぎや」の創業者だそう。「うさぎや」のどら焼き、あこがれだけれど、まだ一度も食べたことがありません。

もっと詳しく知りたい方はこちら。
http://www.yushodo.co.jp/pinus/66/penkikan/index.html