37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

「わたし」を巡る話

もしその言葉が真実だったのなら、いまそんなことを聞いてしまったのなら、せきとめていたものが溢れてしまいそうだ。なにかを信じて貰うこと、直感、自分自身でも言葉にならない領域の、そういうことを言葉で的確に伝えようとすることは難しく、それを成し遂げ得るのは奇跡にちかい。それでも、そこに挑まずには生きていられない。