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読書と映画の備忘録

心の準備

その言葉をきいたとき、なぜかわたしもこころの準備をした。そういう言い方はおかしいのかもしれないけれど、でも、その言葉はやがてきたる日のことを確かに暗示していたから。それはあのときだって、あのときだって、いつだってそうだった。そして、これからも変わらずにおこりつづける。だから、忘れないようにだけ、記しておくこと。何も出来ないかわりに。ただ、それだけで、いつだってそれしかできないのだけれど、覚えておくことしかできないのだけれど。
自分が死ぬ夢を見るより、好きな人たちが傷つけられたり、死ぬ夢のほうが本当はとても苦しかったりする、ということ。