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読書と映画の備忘録

血と薔薇 その2

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血のにおいと薔薇のにおいはたしかに似ていると肯定してもらってから、なんだか薔薇がむちゃくちゃ好きになりました。いままでよりもいっそう。今夜もあまやかなにおいに包まれています。息が詰まってむせかえりそうになるくらい濃密な(とても苦しくて幸福で、苦しい)。そして、今日も胸元に咲きつづけるのは真紅の薔薇。
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ようやく今年も苦しく嬉しい時間が少し過ぎ去りました。来年はもうこういう時間を迎えたくないと思うのです。