37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

2008-04-18から1日間の記事一覧

「答えなんてないのよ、存在しないのよ、最初から」 「わたし、わからない。そう設定されていないもの」 「それはあなたを設計した人のミスね。では、OSからインストールしなおさなくっては。さぁ、覚悟はいい?」

亡命する覚悟なら何時だって出来ている。世界の最果てへと。でも、今日まだここにいるのはまだそこへいくまでの出来事がまだ起こっていないからというだけ。

とくに理由もなく下心もなく、ほとんど関係性のないひとに優しくされてしまった日は、何故か酷く希死念慮が強まる。

五月蠅【さばえ】なす日々

「五月蠅(うるさ)いのは厭、もう厭。目も耳もふさいで闇のなかへ逃げてしまいたい。朝が来て、毎日戦いにいくのにはもう厭。」 「でも、朝は来るの。いつもいつもいつも、未来永劫変わらずに。世界がかわらないのなら、こちらが変わるか閉じるかしなくては…

喪失

「醜く汚いこの思いが、美しい世界を汚していく。なにかに思いを馳せるたびに「それ」はしらずしらずのうちに穢れてしまう。この思いは、「それ」を穢してしまう。今日もそうだった。愛される価値などなかった。愛する資格も放棄してしまった。もうなにもない…

ことばとものがたり

言葉と心中する覚悟でいたい。いつも。でも、言葉は、言葉だけだったら、それは只の単語の羅列。それにいのちを吹き込み、物語と為す何者かの強い意志がなければ……ねがわくばその意志を最期まで持ち続けることができますように。

夭折

1歳でも99歳でも、志なかばで果てたひとはすべて夭折という名に値する。

希死念慮

自殺願望というよりも、こっちの言葉のほうが好き。死を望み、憧れるという、より透明で鮮明なイメージ。でも、一太郎でも変換しない。ATOKでもだめ。もしかして一般用語からは遙かに遠い……? 自殺願望と同じくらい馴染んでいる言葉なのに。響きも綺麗で…