2008-08-21から1日間の記事一覧
いつもそうであることを明確に自覚しておかなければ。
どうしようもない衝動に襲われる。深い痛みが欲しい。死ぬまで忘れ得ぬような。
図書館と夏。夏の図書館。この組み合わせが、永遠に美しく思えた今日の午後。
頬をそっと撫でていく風が涼しい。なにも起こらないまま、また夏が終わってしまう。そのことだけが唯物狂おしい。
要するに、われわれが読むべきなのは、かみつかれたり刺されたりしたように感じる本だけだと思う。本を読んで、頭を一発殴られて目が覚めたように感じないなら、読む意味がどこにあるというのだ? 「幸せな気分になる」ために読む? 冗談じゃない。幸せな気…