+ ことばは、名づけ得ないものであったなにかの墓標、痕跡、気配。ことばはことばとして成就したとたん、うしなわれるなにかを孕んでいる。ことばそのものの宿命として。日々、わたしのなかで生まれては死んでいく「なにか」。死に絶えてしまいそうになって…
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