37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

一週間

この一週間、あまりにもばたばたしてしまっていたので、せめてメモ的なかたちでも・・・なにかを忘れないために。

2006年6月4日(日)
●note
糸山秋子『袋小路の男』
山田登代子『娼婦』(日本文芸社
柳瀬尚紀編『猫百話』(ちくま文庫
斉藤英樹『アマテラスの深みへ』
やまだないと西荻夫婦』『フレンチドレッシング』
上村一夫『狂人関係』
「ネル」
ファイトクラブ

2006年6月5日(月)あまりにも
澁澤記念日。私の人生のなかでとってもとっても大事になっている日。
夜遅く、素敵に落ち着いたバーでしずかに記念のお祝いをします。澁澤氏も好きそうな重厚な空間で、ゆったりとした革張りの椅子に座って、ミモザとセンチュリーレディーというカクテルをいただいて帰りました。
予定外に逢えた人もいて、幸せな夜。

2006年6月6日(火)
神楽坂までデザイナーさんとの打ち合わせ後、いったん会社に戻ってから、アンダーグラウンドブックカフェのトークショウへ行く。いつも行こうと思って逃していたので、行くのははじめて。
会場で最初に本多氏にお会いして知っている方が何人かきていると教えていただく。久しぶりの方とも何人もお会いできて、楽しかったです。なにより紀田先生にお会いする(お姿を拝見する)のははじめてでどきどき。
幻想文学大系やアーカムハウスのお話にときめきました。


●note
『グリム幻想紀行』(求龍堂グラフィックス)
『十二の恋の物語』(岩波文庫

2006年6月7日(水)
終電間際までお仕事。夜遅くワインを一本空けて帰る。

2006年6月8日(木)
お昼は渋谷で立ち寄り。
夕方は神保町にて素敵なおじさまたちに会いに行く。
今日はアルコールはなしです。

●note
ヤコブス・ヴォラギネ『黄金伝説』(平凡社ライブラリ)
ルイス『アフロディット』(平凡社ライブラリ)
永井荷風訳『珊瑚集』(岩波文庫

2006年6月9日(金)
終電間際までお仕事・・・ビィル一本だけいただいて帰ります。

2006年6月10日(土)
一週間があわただしく過ぎていくので、なにか気分転換をしたくて映画を見に行きました。
「初恋」か「嫌われ松子の一生」か、はたまた「サドの調教哲学」か・・・さんざん迷って、銀座シャンテシネにルコント「親密すぎるうちあけ話」を見に行く。
結局「立ち喰い師列伝」は見逃してしまって残念・・・。
でも、夕方、銀座のガード下で一杯だけ飲んだビールは最高でした。その後、下北沢をお散歩して帰ります。
映画は、感情的に揺さぶられるところが少ないのに、面白く思えたのが意外でした。どちらかというと好みのタイプの映画ではないと思っていたのですが、期待以上に会話が洒落ていて、土曜日の午後にはぴったりでした。

2006年6月11日(日)
●note
「ブガッティ・ロワイヤルの女」
「墨東綺譚」「ツィゴイネルワイゼン
南條竹則『イギリス恐怖小説傑作選』(ちくま文庫
橋爪大三郎『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫
『妖女たち』『聖金曜日』『狂犬の夏』(創元推理文庫