37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

朝です。朝が来ます。朝が来ました。あしたもあさってもそのつぎもそのつぎも、未来永劫永遠にやって来るもの。朝、朝、朝の光が怖い。怖い。怖い。でもそんなに怖いのなら、北端なんていっそのこと盲になってしまえばいいのだ。大好きな本や映画を見る悦びと、この怖さから逃れること。どちらがより生きながらえる方法なのだろうか。いいえ、いえ、やっぱりどちらも厭。本や映画を読んだり見たり出来ない人生なんてわたしにとっては死んでいるのと同じだもの。怖いです。ただ、怖いだけなんです。一日がはじまり何事もなく存在してありつづけることが。