37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

百年はもう来ていたんだな

zabadakの「百年の満月」を聞いていら、無性に漱石の『夢十夜』が読みかえしたくなり、一夜めでやっぱり心が震えた。

あなた、待っていられますか――

百年。いなくなって百年たってもおぼえていてもらえる人は、そうでないひとにくらべてどれだけいるのだろう。はやく百年たてばいい。百年たったら、みんなわすれる。なにもかも。