37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

なにかを意識せずに

わたしはもうなにかを意識せずに、なにかをなすことはできない。何重にもはりめぐらされた自我の檻の囚人。逃げる、という選択肢がない。もともと存在しないから。逃げる、ということはわたしにとってはイコール消えること、を意味しているようです。とはいえ、すぐ消えたいということではありません。