37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

雨なのに


すべてがとても遠く、ぼんやりとしていてさびしい。今日の雨は、あの包み込まれている穏やかな感じがちっともしないの。ずっと雨は降っているのに。


ねむるのがこわい。こわい。こわい。こわい。毎晩何度も呼吸がとまるの。夢のなかでも此処でも。どちらもとてもこわく苦しいけれど、此処で見終わったのなら、もうおわりにすることができる。でも、いまこうやって書いているということは、まだここは途中なのね、きっと、ひとつの夢からほかの夢へと至る……はやくわたってみたいな……。