37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

+神秘と出会えますように@薄い街展

 

先週末、佐藤弓生おねえさまの短歌と田中流氏の写真による「薄い街」展@百日紅へ行ってまいりました。田中流さん、あの書物つながりというよりは、たびたびお仕事ご一緒していただいているカメラマン・染谷学氏の教え子にあたられるのだそうで、こちらのほうで話がはずみ(?)ました。染谷さんには、たとえば『クトゥルー神話の本』のページを撮りおろしてなどしていただいています。


そして、イベント「街のうたうら」で、今年の夏をことほぐ短歌を調合していただきました。三つの質問に答えて、アイスティのみながらゆっくり過ごしていると、短歌が記された、ちいさなカードを封筒にいれてわたしてくださいます。封筒は籠にはいっていて、好きなものを選べました。和風柄のなか、佇まいがことなる一枚が気にいってそれにいれていただくことにしました。


神秘と出会えますように、との言葉をそえていただいた歌は、今年の夏のお守りとして、お財布にいれてもちあるくことにいたします。ブルーのレースが涼しげな波のような綺麗な封筒からも、素敵な夏が到来しそうな予感。


それしても、久しぶりに高原おねえさま方にお会いできた午後でした。アイスティを呑み、途中軽く食事をしながら、カフェを訪れる方々といろいろとつながっているのがわかったり、ゾンビへの愛(謎)について語っていただいたり、以前、映画『エコール』をご一緒した麗しい編集者の方々に再会できたり。珍しく、休日の午後らしいひとときを過ごせました。お会いできたみなさま、たのしかったです、ありがとうございました。