たとえ目の前にある世界や自分が次の瞬間になくなってしまうのだとしても、この意志は、悔いがのこらない。そう思いや覚悟を決めた瞬間、同時に身体が動いている。思った通りに。そのままに。すべては喪われる可能性を常に孕み、だからこそ一瞬一瞬は疎まし…
他人や世界に絶望することがまずない。なにかやだれかに絶望するのに似た思いを抱いたそのときは、まだ絶望するほどの自分が残っていたのだと自分で自分に溜息をついている。そういう自分にあらためて気付かされて愕然としている。なによりも自分自身に対し…
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