37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

日曜日は夕方から気分転換に猫町散歩。とはいっても、最近さむいせいか、野良猫をとんとみかけません。何処に消えちゃったんだろう。
 ふらりとはいった中古CD屋さんは意外とプログレッシヴというジャンルのものがたくさんあって、詳しくなんて知らないけれど、ジャケットが綺麗で神秘的な感じが多いから大好き。「夢の丘」なんていうのもあって、思わずタイトル買いしてしまいそう。しなかったけど。古い『FOOL`S MATE』のバックナンバー(判型が一番小さい頃の?)も置いてあったので、大好きな写真家のボブ・カルロス・クラークが取り上げられていたものがあったはずだと探したのだけれど見つからなかった。代わりに、フェリックス・ガタリが載っているのを見つけてびっくりしたり。ヴィジュアル系バンド雑誌だと思っていたのだけれど、なんだか全然ちがう。「夜想」の広告で知った、ここから出ていた幻のヴィザール写真集もいつか見つけてみたいもの。大学の頃から探しているけれど、おみかけしたことはまだなくって残念。一緒に載っていたお店もいってみようかと思ったけれど、広告にあった住所にはすでになかった(後日、青山に移転しているとのことで行ってみたら、店内は、「時計仕掛けのオレンジ」に出てくるバーみたいにクレイジィで素敵だった。あんなにたくさんの海外FETISH雑誌をみたのもはじめてだったし! 日本だけかと思っていたら。海外にもゴスロリといっていいようなフリルたくさんのお洋服を着ているひとたちもいるの! とはいってもたぶん、日本のゴスロリとは違ってものすごくアダルトな分野のものだと思うけれど。大人顔のひとが、ベビードール風なのを着ると、アンバランスな感じが不思議に官能的なのね、意外な発見。土屋アンナちゃんが、BABY, THE SHINING STARというメゾンのお洋服を着ていたのを見たときも、ちっちゃい女の子がお姫さまに憧れて着るような感じのお洋服が、かえって大人の女性の魅力を引きだしているようで、色っぽくてドキドキした)。たしか、AZZROという名前のお店、まだどこかにあるのかしらん? ガタリの号はちょっと見たいような気もしたけれど、探していたケイト・ブッシュのベスト盤と、薦められていたツェッペリンのⅢを買ってお店を出ます。少しだけ、いただいたお酒のおかげで、帰りは軽やかです。

Whole Story

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Led Zeppelin III

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