37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

乙女℃

図書館で、偶然会社の人に会う。休憩時間に100円のお茶を奢って貰い(わぁい)、乙一古屋兎丸と細菌の素晴らしさについて盛り上がる。…乙一(「暗黒童話」)がグロイとおっしゃられるので、「だったら、古屋兎丸の「エミちゃん」とかも凄いですよ!」なんていってしまうから乙女じゃなくなるんだわ…。細菌やウイルス、粘菌の神経伝達系統の素晴らしさについても一緒に盛り上がる(ことができる)ってどうなのよ。その御兄様(京極夏彦が好き、御専門は生物兵器らしい…)は古屋兎丸の漫画存じませんでした(…ああ、よかった)。バイオテロについての御本も上梓なさっているようなので、さがしてみようか(でも読まないと思う)。

あまりにも乙女指数がひくいので、反省して会社帰りに白地のストライプの缶が綺麗なMARINA DE BOURBONで、BIJOUXという素敵な名前の紅茶を買う。マリアージュ・フレールと同じくらいはまっている仏蘭西紅茶のお店。とはいっても、お茶なら青赤白黒緑茶などなんでもあり。でも、本好きならやっぱりこのブック型紅茶缶、ちょっと欲しくなりませんか?乙女℃があがってきたところでAgatの新作もチェック。この前ISETANで見たときは驚くくらい欲しい物がなかったのに、こちらのお店の展示には大いにそそられてしまう。やっぱり小さくてきらきらしていて、繊細で可愛い。こういう痛みやすい、あるいは傷ついてしまったものが大好きで大好きで仕方ありません。

と、反省したくせにまたそのあとで、自由意志について書かれた箇所が気になってしまって、苫米地本を買ってしまった。装釘がエヴァっぽい本。……あぁ、やっぱり乙女じゃない。この方、ことえりの開発者なんだ!……でもでも、そのほかの経歴がユニークすぎます…。