37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録

ZABADAK

私を引き寄せるかすかな想い
小さなつぶやき
それは眠りの外で響いていた
ただひとつの詩
(略)
痛いくらい透き通る胸の奥
舞い降りて行ける
降り積もる言葉に隠されていた
心の平野へ
(Psi-trailing)


◆ひさびさに、ZABADAKを聞く。心がちょっと落ち着く。繊細なのに、伸びやかで美しく強い声。上野洋子さんの声。心の深淵にまでも響いてくるような響き。涙も声も枯れてしまいそうな夜は、泣くかわりに素敵な旋律を聞く。明日、少しでも元気に目覚められるように。もしまだこの耳に遠い音楽が届くのなら。