校了
土曜日は校了でした。雑誌並みのスケジュールのお仕事。それでも次の日がお休みなので、眠る前に安心してお薬をのむ。つかの間のやすらかな眠り、一日の終わりの擬死儀礼、明日への再生のための。でもちょっと強かったのか、月曜日は1日中ふわふわと生きていました。秋晴れの日だったので、おぼつかない足取りで近くの公園までおでかけしてみたりもしたけれど。風は涼しくて気持ちよかったです。
それから、『ナイトオブザリビングデッド』をみました。本当にみたかったのは、モノクロの最初のものなのだけれど、まちがえていたよう。内容、ちゃんと覚えているけれど、薬のせいか、あとで思い返してみると五感の記憶はまるで白昼夢をみていたようでした。それでも見終わったらしっかり生きている人間のほうが怖くなっていた。自分も含めて。
ちなみにゾンビといえば、眠れずに明朝読んでいた評論集にたまたまでてきた『ブードゥリアン』(ヒッチコックの『レベッカ』との比較で。『レベッカ』は好きな映画)が、面白そうで気になります。それと、同じく評論対象であった『キャット・ピープル』も。
読んでいた評論集は、『女は変身する』(ナイトメア叢書)でした。斎藤環『戦闘美少女の精神分析』(筑摩文庫)の系譜もの。面白かったのは、「変身」ではなく、「成長」する美少女という新機軸があったこと。たとえば『グレンラガン』のヨーコとか『電脳コイル』のヤサコとイサコとか。『グレンラガン』は面白いと思うけれど、まだ最後までみていません。『電脳コイル』は触れてもないけれど、あまり食指が動かないのでした。
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