37.2℃の微熱

読書と映画の備忘録


ずっと動かなくなっていたわたしのエヴァ、魂、絆、つまりは言葉。なんとかして動かしたいのに、ときどき動かなくなってしまって、たまらなくなるときがある。世界とのシンクロ率、零。

でも、どうがんばっても壊れていく自分を自分でとめることができなくなるときがあるのも知っている。内部からくる荒廃を押しとどめることができなくて、さしのべてもらうたくさんの優しい手を余計に傷つけてしまう。それはもっと悲しくてもっと怖い。

だから、暴走でも動けさえすればいい。なにかを守れるのなら。どんなに怖くても乗るのをやめたりはしない。できない。やめたら、ほんとうになにもなくなってしまうから。

いまだって、怖いのだけれど、書いているときは孤独ではないから。